京都のヨガ教室 アルジュナヨーガ研修会では主宰の渡辺昧比が佐保田鶴治先生に師事して学んだ『佐保田ヨーガ』をベースに、心身の癒しを深める指導を行っています。

  アルジュナヨーガ研修会
お問い合わせ アルジュナヨーガ研修会サイトマップ アルジュナヨーガ研修会
HOME アルジュナヨーガ研修会 ヨーガへのいさない アルジュナヨーガ研修会 プロフィール アルジュナヨーガ研修会 ヨーガに関心のある方へ アルジュナヨーガ研修会 教室のご案内 アルジュナヨーガ研修会
アルジュナの樹に集う仲間たち アルジュナヨーガ研修会 アルジュナニュース アルジュナヨーガ研修会 エッセイ アルジュナヨーガ研修会 受講生の声 アルジュナヨーガ研修会 一日体験 アルジュナヨーガ研修会
 
エッセイ
 
 
渡辺昧比

「季節のエッセイ」

アルジュナヨーガ研修会代表、
渡辺昧比の季節のエッセイをお届けします。

≪ありがとう≫

『合掌童女』 鹿児島寿蔵

感謝の気持ちの大切さは、言葉で尽くすことができない。それも外国語の「Thank you」「Merci」「Danke」等よりも「ありがとう」がより拡がりを持ち、大きな世界観を持っていると思うのは私が日本人だからであろうか?

「ありがとう」は、「あ」で始まり「う(ん)」で終わる。外国語の「ありがとう」は他動詞で目的語を必要とする。「○○に対して感謝する、ありがとう」と言うように。しかし日本語の「ありがとう」は、「○○に対して」と言うように目的語を伴うが、その場合、目的語そのものと言うよりはその目的語を核とした背後の世界をも包含した世界に対しての感謝「ありがとう」という感じがする。
これは「お陰様」に通じる日本(東洋)独自の世界観である。

また「ありがとう」は文字通り「有り難い」「こうして在るのが難しい」から来ている。ちょっと考えても、現在、世の中は想定外のことばかり!地震・噴火などの天災、人災ともいえるような様々な事件・事故。このような時、気に沿わないことがあったとしても、何とか元気でいられることは、本当は「在り難い」「ありがたい」ことである。これに気づくと深い感謝の念に駆られる。

このようなことに思いを馳せながら、ここ1,2年「ありがとう」に格別の思いを込めて『ありがとう瞑想』を年末や年始など区切りの時期に、ヨーガレッスンの後半に行ってきた。

アーサナ(ヨーガの体操)を私たちは『動くメディテーション』として行う。これだけでも心が落ち着き、豊かになり、なんとなく微笑みたくなるような幸せ感に満ちてくる。
しかし区切りの大事な時にさらにこれを深めようと『ありがとう瞑想』を行う。

受講生の中には、「意味は分からないが、涙が静かに流れ、清らかな気持ちになった」「今までお世話になった方々の顔が大勢並び、こんなに多くの方々に守られていたから今までやってこれた。本当にありがたい、幸せ者と思った」「この人にはお世話をしてあげる一方で、お世話になったことなんてない、と思っていた人のお世話になったシーンがくっきりと顕われ、自分は傲慢であったと深く反省し、その後の人間関係が深まった」「生かされていると実感した」等々。私個人の体験では、これを続けることによって人間関係の変化、さらには境遇を変える力を得たような気がする。

日本語の「ありがとう」は、対象とする人・もの・ことだけではなく、それらを含む大きな世界に対しての感謝の発信である。「ありがとう」をいう時期はいつでもよいが、例えば年始や年末、あるいは何かの区切りに、改めて宇宙の大きな計らいに感謝することは大きな意味があるように思う。それによって新たな門出を祝福されるようにも思える。

ありがとう・ありがとう・ありがとう

2015年1月1日

< 最新のエッセイに戻る

[皆既日食]
ヨーガの一番の目的は、心が変化することです。自然との一体感や宇宙意識の体験は、その人の内面を深め、その後の人生を豊かにします。

 
 
一日体験 アルジュナヨーガ研修会
 
ネットヨーガ・DVD販売 最も基本のレッスンプログラムです。データおよびDVDをご購入いただけます。
 
教室のご案内 アルジュナヨーガ研修会
京都リビングカルチャー倶楽部 アルジュナヨーガ研修会
JEUGIAミュージックサロン四条 アルジュナヨーガ研修会
JEUGIA フォーラム阪急洛西口
 
アルジュナニュース アルジュナヨーガ研修会
最近の活動のお知らせ アルジュナヨーガ研修会
 
 
 
Copyright©アルジュナヨーガ All Rights Reserved. アルジュナヨーガ研修会