渡辺昧比のときどき、ドキドキ、ときめき日記23
ヨーガの恩師、大阪大学名誉教授(『インド哲学』)で日本ヨーガ禅道友会初代会長、佐保田鶴治先生のお墓参りにヨーガ仲間と行ってきました。
時折きつく降る雨は、私の心の土壌を優しく潤してくれるかのようでした。
般若心経をサンスクリット語で唱え、一人ずつお焼香をあげる頃には傘がいらないほどの小雨となりました。この後、真福寺でのお食事会へ向かう途中には青空も見え、私たちの心もすっかり清々しく、晴れやかになりました。
佐保田先生の言葉「ヨーガのアーサナ(体操)を動くメディテーション(瞑想)として行う。それによって、体だけではなく、心も落ち着き、霊性も高まる」「体のスピリチュアリティ」「一人一人の健康は、社会の健康にもつながる」などは、ヨーガを続ける上での、私の心の基盤になっています。
こうして仲間と会うことは、単なる昔話で盛り上がるだけではなく、今後進む道先案内役にもなってくれます。
ヨーガは、日本では『健康法』とされていますが、私どものヨーガは『心身の健康法』だけではありません。最近では統合医療の一つとしても注目され始めています。
私自身も、長年のヨーガの応用として、さらに『ヨーガ療法』を進めたいと考えています。医学・医療関係者の先生方をはじめ、多くの方々のお力添えを頂きたく、よろしくお願い申し上げます。