~ヨーガは生き方のレッスン~ まいまい(昧舞)ブログ

アルジュナヨーガ研修会主宰 渡辺昧比のブログ
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渡辺昧比のときどき、ドキドキ、ときめき日記21

ケアラーを支える仕組み(日本ケアラー協会)

ケアラーを支える仕組み(日本ケアラー協会)

私は京都市西京区在住ですが、最近、西京・介護者の会『虹の会』に入会しました。

介護者の介護は大きな問題で、『介護がん』という言葉が専門家の間でいわれるようになりました。その解決として、イギリスやオランダでは、毎日のようにヨーガや絵画療法など講座があったり、健康的なランチやカフェでおしゃべりする場があることが報告されています。
日本でも、日本ケアラー連盟(共同代表理事・堀越栄子日本女子大教授)が2010年に発足し、海外ほどにはいきませんが、東京を中心にヨーガや介護者の話し合い…の場、カフェなどが始まりました。
京都では、西京区が平成6年に最も早くスタートしました。
イベントは、お食事会や日帰り旅行、勉強会、施設見学などほぼ毎月1回あり、また、消耗品などの大量購入で経済的負担を少なくすることなども行っています。勉強会では、地域包括センターの方の介護保険法についての話や、『男の介護』や『介護離職をなくす』研究で有名な、立命館大学の津止正敏先生をお願いしたこともあるそうです。
私は介護者A会員ですが、卒業するとB会員となり、A会員をサポートします。直接介護に関係がなくても関心があればC会員でかかわることができます。私は少しづつ今の生活を整理し、こちらでも『介護者のためのヨーガ』が出来ればいいと思っています。
「いろいろ苦しいことやつらいことがあったとしても、最後に人として優しく接してもらえたら、その人の人生は幸せと言える」とは、マザーテレサが以前、日本での講演の中で言った言葉ですが、私もそう思いますし、そのためにも介護者のケアは必要です。
もちろん、微力は承知の上ですが、『介護者(ケアラー)のためのケア(私の場合はヨーガをベースとして)』をさまざまな形をとりながら進めていこうと思います。

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