~ヨーガは生き方のレッスン~ まいまい(昧舞)ブログ

アルジュナヨーガ研修会主宰 渡辺昧比のブログ
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渡辺昧比のときどき、ドキドキ、ときめき日記⑳

まだまだ暑さは続くものの、ふっと涼やかな風が吹くなど、夏の終わりを感じさせるこの頃、(財)京都市森林文化協会、『山村都市交流の森』からのオファーで、8月23日(金)【森林浴&ヨーガ体験】をさせていただきました。

山村都市交流の森

山村都市交流の森

町中より「3~5度は涼しい!」と言われるように、さわやかですずし~い!!
ヨーガを始めるまで、少々時間があるので、思い思いに古木のジャングルジムによじ登ったり「わ~い!遠くが見える!!」、大人用ハンモックでzzz…、夢の中。

 

すぐそばにある森の工房『もくじゅ』には、カスタネットから椅子・机まで木工品が所狭しとあり、木の香りでいっぱい。思わず深呼吸しそうになります。

 

中心の『翠峰荘』2階の和室でヨーガをさせていただきました。木々の香りと感触、さわやかな風を満喫しながらのヨーガは最高でした。体中の細胞が大きく伸びをしているような解放感、周囲の木々に守られているような安心感、自分で自分の体を使い、呼吸を使い、心(意識)を使っての、「自律性のためのヨーガ」です。

今回のヨーガでは、前後に心身の健康度を簡単な方法で調査しました。分析ができ次第、一部、アップします。

 

ヨーガの後は、珍しいクロモジ茶と、杏仁子の塩漬けを真ん中に米粉を使ったスィーツで、ミーティング。すっかり満足の表情で帰路へ。「楽しかったね」「スッキリした」「心身共に楽になった」などの声を聴き、笑顔で別れを惜しみました。

 

 

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渡辺昧比のときどき、ドキドキ、ときめき日記⑲

柿の実

柿の実

最近の京都はやや涼しい日が続きます。

 

近所ではまだ青いものの、柿の実や毬栗、先日行った花背ではススキやトンボも見かけました。

友人から梨のおすそわけがありました。

 

まだまだ暑さは続きますが、自然は暑さの中に次の季節の準備を進めています。

毎日、ついつい目の前のことで手いっぱいになりがちですが、もう少し先の季節へのまなざしも忘れたくないですね。

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渡辺昧比のときどき、ドキドキ、ときめき日記⑱

大賀蓮をご存知でしょうか?
大賀蓮、東京上野『寛永寺大師堂』

大賀蓮、東京上野『寛永寺大師堂』

2000年以上前の蓮の種を大賀一郎博士が開花に成功しました。
その蓮を株分けした蓮を見てきました。
東京上野、寛永寺大師堂、観音経が響く中、凛として咲く姿に感銘しました。

悠久の時の流れの中で、私はどのようにしてここに来て、ここにいるのか、これからどこに行こうとしているのか?
私たちはどのようにしてここに来て、ここにいるのか、これからどこへ行こうとしているのか?

今、このようなことを考える意味があると思います。

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渡辺昧比のときどき、ドキドキ、ときめき日記⑯

山村都市交流の森

山村都市交流の森

京都市左京区花背、山村都市交流の森でヨーガをしませんか?
周りは木・樹・気… ヨーガの前後に森林浴をしたり、ハンモックでうとうと夢の世界へも。
京都市内より5度も低く涼しい環境の中、アルジュナヨーガ研修会主宰の渡辺昧比がヨーガ初心者も参加できるよう、指導します。
自然の中で、マイナスイオンを一杯吸って、思いっきり心と体の≪伸び≫をしませんか!

 

開催日時  平成25年8月23日(金)14:00~16:00

開催場所  左京区花背「山村都市交流の森」

参加費   2500円

アクセス  車利用   北山通りから堀川通りを北へ約30km

バス利用 京都バス32系統 京阪出町柳から広河原行

問い合わせ 公益財団法人 京都市森林文化協会

電話075-746-0439

Eメール  hanase-k@mbox.kyoto-inet.or.jp
他     交流の森では他に様々なイベントがあります。宿泊もできます。

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渡辺昧比のときどき、ドキドキ、ときめき日記⑮

暑さ厳しきこの時期、ヨーガクラスでは、涼しくなる呼吸法(Śītalī  Prāņāyāma やŚītkarī Prāņāyāma 等、体温を下げる効果もある調気法)を行っています。

白い蓮

白い蓮

この呼吸法は、ヨーガでは珍しく口から息を吸い、鼻から息を吐きます。口の中が涼やかになり、…… 涼やかさが全身へと拡がり、気持ちも落ち着いてきます。
ヨーガのバイブルと言われる『ヨ―ガ・スートラ』の最初に「ヨ―ガとは、心の働きを止滅させることである」と書かれています。
日常には様々なことが起こります。結果、五感を通して心は波打ちます。それは自然な現象でそれによって守られる部分はありますが、過剰に働くと、極端な場合は心身の不調を招きます。暑さもイライラしている時は、さらに暑く感じますね。
ヨーガでは体を調え、呼吸を調え、心を調え、さらにはスピリチュアティの向上も目指します。特に動くメディテーションとして行うヨーガのアーサナ(体操)は『佐保田ヨーガ』独特のもので、「自然に体を動かして心の変化を誘う」と好評です。
これは決して特殊なことではなく、「心身が健康」「なんとなく特別なことがなくても楽しい」「自然体で楽」「周囲に対して、柔らかい気持ちになれる」ような状態です。
関心のある方は1日体験にお越しください。京都リビングカルチャー倶楽部(四条烏丸)は月末のみ体験できますが、JEUGIAカルチャーKYOTO(四条河原町)では随時体験いただけます。ネットによるレッスンも行っています。

http://arjuna-yoga.com/classroom.htm

http://arjuna-yoga.com

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渡辺昧比のときどき、ドキドキ、ときめき日記⑭

10年前、枯れかけたシルク・ジャスミン。

シルク・ジャスミン

シルク・ジャスミン

もうちょっと、もうちょっと、と、水やり・日あたりを心掛けて、やっと咲いた直径2センチ弱の花1輪!

ジャスミンの優しい香りが拡がります。

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渡辺昧比のときどき、ドキドキ、ときめき日記⑬

蓮

先日、母が肋骨を骨折しました。箇所・角度・タイミング(整形外科の待合室)など絶妙な条件で不幸中の大幸い(!?)でした。

院長先生の「大事に至る骨折ではない」を、私は「骨折ではないから大丈夫」と受け取り、後で確認すると院長先生は「骨折だが、大したことはない」の意味で言われたようです。

1週間後に再診に行くと、院長先生もびっくりするほどの回復ぶり!思うに、「体の声を聴く」ことが「功を奏したかな」と思います。自宅へ向かう車の中や自宅へ帰ってからも、時に尺取虫のような恰好をしたり、「こんなややこしい格好をしない方が楽じゃない?」と思うような姿勢をしながら、何かを探っていたようにも思えます。

そんなこんなで今は杖はつかず(元から)、伝い歩きもせず(元から)、少々スローな歩きにはなりましたが、自立、自分一人で立ち・歩いています。
ややほっとしている昨今です。もっと見る

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渡辺昧比のときどき、ドキドキ、ときめき日記⑫

 

昨日は『小暑』、「この日から本格的暑さが始まる」とか。

京都、勧修寺『氷室池』

京都、勧修寺『氷室池』

これ以上の本格的暑さとは?

京都、勧修寺『氷室池』から涼やかな風をお送りします。

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渡辺昧比のときどき、ドキドキ、ときめき日記⑪

間もなく小暑。梅雨明けが近づき、暑さが本格的になるころですね。

夏用のお抹茶茶わんを出しました。なかでもお気に入りは、≪青海波≫です。

抹茶平茶碗≪青海波≫

抹茶平茶碗≪青海波≫

≪青海波≫は海波を形どった紋様を扇状に重ねあった模様で、名前の由来は、舞楽≪青海波≫に使われたことから来ています。緩やかな波の形から、穏やかな日々をねがう吉祥文様とされていますが、異説もあります。

紀州、熊野灘に≪青海波≫が施され、渡海僧を霊界へ送る儀礼を思わせる『那智参詣曼荼羅』があります。ここでの海を心と見立て、波に載って奥へ行く風景は、スピリチュアルな旅立ちとも考えられます。 

茶道の点前では手の動作、足の運びなど文字通り、一挙手一投足を決められた通り行うことから、茶道をある種の『瞑想』ととらえる心理学者や哲学者も少なくありません。この『瞑想』による心の変化は、訳の分からないトランス状態の『忘我』ではなく、覚めた意識でお湯の湧く音、すり足の音など普段なら気づかないようなかすかな音さえ、響くように聞こえる『覚我』で、これはヨーガの後の余韻に似ています。ここでは雑念が消え、心がほのぼのとしています。

お茶を飲むだけのことで「道」になるのは、心の変化が確認できるからでしょう。

私も、暑い夏ふさわしい冷たい氷を浮かべたお抹茶を頂きました。

口の中に涼気が拡がり、さらに全体へと拡がります。

関心のある方は、お試しくださいね。

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渡辺昧比のときどき、ドキドキ、ときめき日記④

名残りの桜、今、藤は咲く。  

藤、抹茶茶碗(正面)

 ある方とのご縁で、茶道を習いに1年ほど先生のご自宅へ通った時期がある。

以前、母がご近所の方だけに家で茶道を教えていた頃、母に「あなたも一緒にしなさい」と言われたが、「窮屈で形式的な堅苦しいことは嫌!」と反発して掃除の手伝いはしたが、茶道は全くしなかった。

しかし、年齢を重ねたからか、心境の変化か、はたまた先生のご人徳か、お茶が好きになった。先生には「あなたのお茶は、下手だけれど、おいしい」とお褒めの言葉(?!)をいただいた。 

1年習っただけで、茶道の何たるかがわかるわけはないが、お茶が好きになり、時々自宅でもお茶を楽しんでいる。

現在は、藤の抹茶茶わん二つを飾っているが、その一つに心ひかれた。 

これは母の茶碗であるが、正面が牡丹(と初心者の私には見える)と藤、後ろ側にに葉桜が描かれている。

ここに私は、東洋人独特の「名残り」を感じた。

藤、抹茶茶碗(後に桜の花)

藤、抹茶茶碗(後に桜の花)

日本料理、特に茶懐石には、「雲の峰」・「寒紅梅」など美しい名前が付けられている。「残雪」は、冬の名残を惜しみながらも春を迎える浮き立つ心の躍動が感じられる。

今年も、桜の季節は、本当に「あっ』という間に終わった。特に春に寒い日が多かったせいか、ゆっくり桜見に繰り出す準備もできぬ間に、桜が花びらを散らした感がある。

しかし、いつまでも『はる』を引きずらないのが桜の矜持でもあろう。人々はそんな桜に心惹かれながらも、春から初夏にかけての浮き立つような高揚感が嬉しく、躑躅(つつじ)・山吹・牡丹・芍薬・藤へと花見の旅はきりがない。

桜の時期は終わったけれど、桜も愛おしいけれど…… 今は藤。

さまざまな花が咲く春。

一つの時を切り離して次の季節になるのではなく、かといって終わった季節に執着するのでもなく、名残りを惜しみながらも次の季節に次第に移ろう。

藤

藤の茶碗は藤の季節だけのものではあるが、その後ろには春の桜がそぉ~と寄り添っている。藤が桜を抱えながらも、藤を咲かせようとしている。

こんなことに想いを馳せながら、友人と高台寺、園徳院へ行きます。今は見ごろだそうです。

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